GUIDE HOKKAIDO

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雄大な自然を楽しめる北の大地
北海道

総面積83,450㎢、日本総面積のおよそ20%以上を占めている北の大地北海道。雄大な自然がどこまでも広がり、その大自然の中で溢れる様々な姿は日本全国、及び、世界各地から訪ねる人々を魅了させてきました。
どこでも溢れる星空、地平線の向こうまで続く一本道、様々な色で彩る花畑、「美味い!」が止まらない大自然は生み出した食材など、キャンパーには是非一度は味わってほしい理想的な場所です。

北海道のキャンプ場

北海道全道には2023年現在アウトドアを楽しめる施設がおよそ400箇所運営されており、様々なシーンでのキャンプを楽しめます。 海岸沿いのキャンプ場、山岳地帯のキャンプ場、湖畔のキャンプ場など、好みやアクティビティに合わせて選ぶことができます。
事前に予約が必要な場合もあるため、情報の確認の上、公式ウェブサイトや電話での確認をおすすめします。

多くのキャンプ場では、炊事場、トイレなどの基本的な設備を提供しています。ただし、一部のキャンプ場では設備が限られている場合もあるため、自己完結が必要な場合は事前に確認しましょう。

基本自治体等が運営するキャンプ場が多く、無料またはお手頃な料金で利用できますが、最近は有料化や料金の値上げなどが進んでいる傾向があります。また、民営のキャンプ場の数は増えています。
無料のキャンプ場は魅力的ですが、施設により管理状態などの偏差があります。事情に詳しい道内キャンパーやソロキャンパーは無理のない範囲でチャレンジしてもいいでしょう。

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北海道でのキャンプ

気候

北海道の気候は一年を通して変化があります。夏季は比較的暖かく、キャンプに適した季節と言えますが、夜間の気温が下がることもあるため、防寒対策を忘れずに行いましょう。冬季は非常に寒く、厳しい冬山登山やバックカントリースキーを楽しむ人々にも人気がありますが、必ず適切な装備と知識を持って行動しましょう。

人気のエリア

支笏湖エリア、羊蹄山周辺のニセコエリア、十勝洞爺湖大沼エリアも人気のキャンプエリアで沢山のキャンパーで賑わいます。

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北海道でキャンプする際に注意点

キャンプにおいては、安全が最優先です。天候の変化や急な山岳地形には注意し、十分な準備と計画を行いましょう。また、緊急時のために適切な連絡手段や緊急連絡先の確認も忘れずに行ってください。

野生動物

北海道の各地にはヒグマを初め、シカやキツネなど様々な野生動物が生息しています。
キャンプ場によっては野生動物の侵入を防ぐために電気柵等を設置しているところもありますが、多くの場合、北海道でキャンプを楽しむことにあたって必ず野生動物の対策は必要になります。

食材・ゴミの管理の徹底
食材・生ゴミ等は放置せず、クーラー蓋がついているコンテナ、また車内に保管する。

キツネに注意
北海道で身近な野生動物といえばキツネ。ただし、北海道のキツネは「エキノコックス症」のリスクがありますので、次の対策が必要です。
 ・手洗いはこまめに
 ・沢や川の生水を飲まない
 ・山菜等は良く洗うか、熱を加える

調達

道外のキャンパーには慣れていないポイントですが、北海道は広いです。また、施設によっては近くの町まで数十キロ離れている場所もあるので、初めてのキャンプ場を訪ねる時は事前に買い物場所等をチェックして、必要な食材や燃料等を調達しましょう。

楽しんでみよう

北海道は美しい自然環境と広大な野生の景色が広がっています。北海道の豊富なグルメを楽しみ、溢れる自然の感じてください。
また、大自然の中、たくさんの命が共存していることを忘れず、自然に気を配り、安全で北海道でのキャンプを楽しんでください。

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